つばさ高校の課外活動

 年間5本前後の作品を作りながら、学校行事のスタッフ活動もしています。役者だけでなく、機材などのスタッフ作業に興味のある人も多数います。他にも、台本を書いたり、演出をしたり、大道具や衣装を作ったり、部員それぞれが得意な分野でその腕前を披露しています。

●今年度の活動状況
 今年も個性豊かな1年生が4名入部しました。
演劇に興味がある生徒、中学校で演劇部に所属していた生徒、高校で始めて演劇に触れる生徒など、いろんな人がいるから演劇は楽しいのです。
今年も、11月の大会を中心に据えて活動していきます。
演劇部の良いところは、部員同士の仲の良さ。
普段の人間関係がそのまま舞台上に現れるのが演劇です。
そのため、何気ない日常会話や、休日にみんなで食べるお昼ご飯も、とても大事な活動の一つなのです。
この仲の良さを武器に、今年も北摂つばさ演劇部は日々頑張ります!

活動履歴
部員構成・練習日

H30.11.10.(Sat) 第68回大阪府高等学校演劇研究大会大阪府大会

C地区大会を乗り越え、待っているのは府大会。
なんとC地区大会の一週間後なのです。
この一週間で、会場との打ち合わせとリハーサルがあり、とんでもないスケジュールで活動することになります。

  地区大会で審査員から頂いた意見をもとに、作品の一部を作り直すことにもなり、その練習だってしないといけない。
それだけじゃなく、次は大きな会場になるため、舞台の広さも変えないといけない。
そのため、キャストの移動距離も変わるし、音響や照明のタイミングだって変わる。
とにかく色んなことを府大会用に変える必要があり、その練習も必要となる。
でもこのスケジュールです。
そんな時間はないのです。
結果として今年は、地区大会から府大会までは、ほぼ練習することができませんでした。
変更する点をみんなで確認するぐらいしかできなかったのです。
会場でのリハーサルも十分とは言えず、いろんな面で不安が残りました。

  それでも、あの会場どころか学校でも一度も練習できていないにも関わらず、大きな会場で、しかもつばさ演劇部は出演1校目という緊張の中、みんなはそれを乗り越えました。
あの大きな舞台で、目立った失敗があるわけでもなく、お客様に反応してほしいところも反応してもらえて、しっかりと本番をやりきりました。
どうしてこんな悪条件の中、演じ切ることができるのだろう、と、いつも不思議に思います。
でもそれはきっと、みんなが本当に演劇を楽しんでいるから、なんだと思っています。
緊張とか、練習できていないとか、そんなことは関係ないんだろう、って。
本当に強いな、と、そう感じます。

  結果は、残念ながら最優秀賞を受賞することはできませんでした。
それでも優秀賞を受賞し、地区大会で個人演技賞を受賞した女の子は、府大会でも個人演技賞にノミネートされました。
受賞することはできなかったのですが、府大会では女子部員は全校合わせて100名以上いるため、その中からたった6名しかノミネートされなかったことを考えると、ノミネートされただけでもとてもすごいことなのです。

  これで今年の大会も終わり。
3年生が引退し、三学期は1年生と2年生だけで活動します。
次は次年度の新入生歓迎会に向けて、少し休息期間になるかな? いや、きっとならないでしょう。
彼ら・彼女らは多分、作品を作りたいと言うはずです。
次の作品では学年が上がって、みんなは一つ先輩になる。
新しい1年生を迎える準備もしながら、三学期を過ごしていきます。

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H30.11.3.(Sat) 第68回大阪府高等学校演劇研究大会C地区大会

文化祭が終わると、演劇部の空気は一変します。
11月に控えている、年に一度の一番大事な、その日のために。
そう、大会です。
地区大会から始まり、府大会、近畿大会、全国大会と、勝てば上にいける、一般的な大会です。
ただ、演劇は一作品の時間が長いため、勝ち上がれる学校数が圧倒的に少ない。
基本的に各大会でたった1校しか勝ち上がれないという、熾烈な争いが繰り広げられます。

  そんな大事な大会だからこそ、みんなの意見はとにかくぶつかります。
もちろん、一切妥協しない、より良い作品にするために。
喧嘩して、怒って、泣いて、また喧嘩して、誰かが部活に来なくなったり、退部騒動になったり。
それでも良い、むしろそうするべきだ、と私は感じています。
何故なら、意見を出すと言うことは、それだけ作品に対して本気で向き合っているから。
意見がぶつかるのは、そもそも演劇が芸術活動だから。
感じ方は人それぞれ違うから。
みんなの意見が一致するなんてことは、演劇部ではまずありえないのです。
それでも、チームとして、今回の作品はこういうテーマでやろう、と、同じ方向を向いて作品を作るために、全員が納得するまでお互いが本音を出し合ってぶつかることが大事なんです。
もちろん、先輩・後輩とか、経験の浅い・深いなど、そんなことも関係ありません。
だって、キャストだろうとスタッフだろうと、作品を作っている仲間には違いないから。
たった一人でも納得していない、同じ方向を向いていない状態で作った作品が、お客様に何かを伝えるなんてことはできないからです。

  今年も大いに荒れました。 ただでさえ練習期間が短い上に、今年は地区大会の会場が本校となったため、その準備や手伝いもあって、さらに部活の時間が減っている状態です。
それにも関わらず、本番2週間前に作品を1から作り直す羽目になり、「これは本当に間に合わないのでは…」と思ったほどです。

  作品を作るだけなら、2週間もあれば作れます。
でも、果たしてそれで本当に良いのだろうか。
この作品のテーマをみんながきちんと理解し、お客様に届けることができるのだろうか。
全員が納得するまで、練習をすることができたのだろうか。
そんな疑問は残りますが、それでも本番はやってきます。

  迎えた本番当日、会場校としてスタッフ作業に終始追われていましたが、それでも自分たちの作品を全力で演じきった、と感じました。
結果、見事に最優秀賞を受賞することができ、次の大阪府大会へと進むことになったのです。
さらに、創作脚本賞も受賞し、さらにさらに、2年生の女の子が個人演技賞を受賞することができました。
どれもC地区全体で1校、C地区全体で1名というとても枠の狭い賞なので、受賞できたことは本当にすごいことです。
やってよかったという、嬉しい悲鳴と心地よい疲労の中、休む間もなく府大会への準備をすることになるのです。

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H30.9.8.(Sat) 文化祭公演

SDFが終わると、休む間もなく文化祭公演に向けての練習が始まります。
台本選びから始まるので、練習期間がとにかく短い。
しかも北摂つばさ高校は体育祭と文化祭が、夏休みが明けてすぐ、同じ週にあるため、夏休みは体育祭と文化祭の準備もあり、みんな忙しく過ごしています。
夏休みが明けてもクラスで体育祭と文化祭の準備があり、部活に全員が揃うことが難しいのです。
その上、演劇部は学校行事のスタッフ作業も行うため、文化祭全体のスタッフ作業もあり、自分たちが部活を行う時間は本当に短い、と言うよりも、ほぼない、と言った方が正しいかもしれません。

  それでも、なんとかやりきるのがつばさ演劇部のすごいところ。
クラス活動や学校行事の手伝いの合間を縫って、文化祭公演用の作品を作り上げました。
文化祭当日は、おそらくつばさ演劇部の文化祭公演史上、最大のお客様に来て頂くことができました。
今回の作品は割と面白い要素を多めに含んだ作品で、お客様の反応も予想通りでしたが、それでもしっかりと作品のテーマを伝えることができたのではないかと感じています。

  文化祭も終わり、今度こそ一息…とはならないのですね、やはり。
次は、一年間の中で一番大事な、そう、大会が待っているのです。

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H30.8.9.(Thu) SDF公演

HPF公演を終えて、一息つく間もなく。
Summer Drama Festival、通称SDFがすぐにやってきます。

  HPFに参加した学校が、「HPFを見に来れなかった人のためにも公演しよう」と言う目的で、学校で自主公演を行うのです。
さらに、「HPFに参加はしていないけど…」と言う学校のためにも、公演を行うことを様々な場所で宣伝し、「見に来てもらおう!」という企画です。
演劇は、お客様に見て頂いてこそ意味があるもの。
だからこそ、色んな人に見て頂きたい。
その中で、他校ともしっかりと交流を深めていきたい。
そんな意味もあって、SDF期間はHPFに参加した学校以外にも、独自公演を行う学校が多いのです。

  今年は、午前と午後と2本立てで行いました。
これはつばさ演劇部史上、初の試みです。
しかも、午前と午後で一部キャストを入れ替え。
今回の作品は1年生があまり登場しないキャスト選びとなったので、1年生の練習も兼ねて、午前を新人公演、午後をSDF公演と銘打って、見て頂きました。

  2本ともご覧になったお客様からは、「1年生とは思えなかった」という嬉しいご意見を頂きました。
でも、1年生だから、初心者だから、そんなことを考えて作品やキャストを選んだりしません。
舞台上では学年や経験なんか関係ないのです。
この作品のこのキャラクターなら、この人しかいないだろう、みんなで納得してそう選んでいます。
もちろん、スタッフも。
1年生にとっては初めての本番となりましたが、文化祭や、その後に待っている大会に向けて、良い経験となりました。
これでやっと夏休み…と思いきや、演劇部はそうもいかないのです。

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H30.7.30.(Mon) HPF公演

今年の新入生歓迎公演を終えて、4名の新入生が入部しました。
しばらくの間は基礎練習を覚えながら、先輩たちとの関係作りとなります。

  そして新入生にとって初めての本番が7月の下旬。
High school Play Festival、通称HPFです。
これは「大阪高校演劇祭」と呼ばれるもので、「とにかく演劇がしたい!」と思っている高校が集まる、お祭りのようなものです。
今年は30校の参加があり、とても盛況なものになりました。
今回上演した作品も、新入生歓迎公演に続き、難しいテーマのものでした。
普段なかなか考えることがないし、身近でもないし、高校生にはあまり関係のないことかもしれません。
大人でもあまり出会わないテーマなので、高校生が挑戦するにはとても大変な作品でした。
しかし、それだからこそ、高校生が演じることに意味があります。
この作品を見に来た人に、しっかりと考えてほしい、そんな気持ちで上演しました。
お客様たちからの反応は、こちらの予想通り。
この難しいテーマに挑戦したことを、多くの人に褒めて頂きました。

  夏休みに入っても、休む暇がないのが演劇部です。
HPFが終わっても、次は文化祭公演が待っています。
夏休みが明けてすぐに文化祭があるので、HPFが終わってすぐに次の作品に取り掛かることになります。

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H30.4.17.(Tue) 新入生歓迎公演

演劇部の最初の公演は、新入生に向けて。
この公演で1年生に「演劇に興味をもってもらおう」というのが目的です。
そのため、演劇を知らない人が見ても分かるような作品を選んでいます。
今年は、ただ面白いというだけでなく、観た人に「考えてほしい」テーマの作品を選びました。
何も知らず初めて観た人には衝撃的な台詞もあるのですが、それも演劇の良いところ。
終わった後に、観た人のアンケートを読んでいると、しっかりとテーマについて考えてくれている人が多数でした。
こういうアンケートを読むたびに、「難しいテーマだけど選んでよかったな」と感じます。
この公演をきっかけに演劇部に入ってくれた新入生もいて、無事に成功に終わりました。 次の公演は7月末。
息つく暇もなく、新入生とともに新たな作品作りに励みます。

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